山梨学院広報課

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●山学高、2024年度「冬季全国大会出場」壮行会
~男女駅伝、ラグビー、サッカー、スケート部が全国に挑む~
~生徒約1,100人の壮行を受け選手一同活躍を誓う~

山梨学院高校で冬季開催の「全国高校駅伝競走大会、全国高校ラグビー選手権大会、全国高校サッカー選手権大会、国民スポーツ大会冬季大会」(開催順)に出場する選手の壮行会が12月11日、同校前庭で行われ生徒1,100人が参加した。年末年始に開催される全国大会に、駅伝部男子が14年24回目の出場。女子が16年連続24回目、ラグビー部は2連連続2回目の出場、サッカー部はインターハイ1回を含め4度目の全国制覇を狙う。スケート部はインカレ、国民スポーツ大会にスピードスケート競技男子1000、1500mに1人が出場する。午後1時、前庭に各部の選手が並び、生徒会役員の進行で開始された。初めに吉田正校長の挨拶に続きPTA林昌明会長、生徒を代表して生徒会小林里美会長が激励の言葉を贈った。会はその後、各部の監督、顧問から選手の紹介、生徒会からの千羽鶴と花束贈呈と進行。それに応えて駅伝部女子の・西本佑菜主将が選手を代表して挨拶。「大会では山梨学院高校の代表としての誇りを胸に最後まで諦めず、挑戦する姿を皆さんにお見せできるよう全力で頑張ってきたい」と力強く宣言。その後、選手たちは応援団、吹奏楽部、チアリーダー部、全校生徒の壮行を受け活躍を誓った。駅伝部が22日に都大路で先陣を切り、ラグビー部が27日開会式後に登場。サッカー部は大会2日目29日に初戦を迎える。また、来年1月末にインターハイ、国民スポーツ大会にスピードスケート競技が開催される。

■全国大会に出場する3つの部と一個人を生徒全員で激励ー
今年も恒例になった冬季全国大会に出場する各競技部と選手たちを応援する「壮行会」が山梨学院高校前庭で行われた。用意された演壇には、向かって左よりラグビー部員26人、演壇を挟んで駅伝部男子10人と駅伝部女子8人、その右にサッカー部30人、その隣にスケート部1人が応援する生徒約1,100人を前に並んだ。午後1時、壮行会は生徒会役員の小澤杏菜さん(2年)の進行で開始された。初めに山梨学院高校吉田正校長が挨拶。「冬季のこれだけのメジャースポーツ、テレビで放映されるような3つの競技で全国大会に出場できることは、全国の中でも数校しかありません。君たちは自分たちの仲間が全国大会に出ることを誇りに思ってもらいたいし、選手たちもそのつもりでやっていると思います。1日、2日で成し遂げたことではなく3年間にもわたって努力を重ね、手に入れた全国の切符です。その間には多くのライバルたちが羨望の目で見ているわけです。その中で選手たちはプレッシャーをはねのけ、自分たちの力を十分に発揮して母校の名誉を背負って全国の舞台で活躍することを祈っています」と述べた。次に来賓代表の挨拶に立った林昌明PTA会長は「山梨学院高校はすでに全国に名が知れ渡っております。今回は技術、力強さ、人間の質、そういうものを全国に示してもらいたいと思います。(中略)みな、スポーツも勉強も何かに取り組んでいる。そこをみなで認め合うのが山梨学院高校の特徴です。(中略)全国大会を境に来年も年を越せるようにしていきたいと思いますので、我々PTA役員、保護者も一生懸命応援します」と激励した。次に生徒会・小林里美会長(2年)は「選手の皆さん、全国大会出場おめでとうございます。応援に駆けつけることができない大会もありますが、全校を挙げてみなさんの輝かしい活躍を応援します。今まで皆さんはそれぞれのスポーツで頑張ってきたことと思いますが、このメンバーで臨む大会は今この時しかありません。この時を大切にし、日々の練習の成果を十分に発揮できることを心から願っています」とエールを送った。続いて古屋勇紀ラグビー監督、箱崎孝久駅伝部男子監督、小俣宏記駅伝部女子監督、岩永将サッカー部監督、雨宮惣一スケート部顧問から各競技部の選手紹介の後、生徒会、応援部、ボランティア部、特進コース有志で折った千羽鶴と花束が生徒会より各競技部に贈呈された。それぞれの激励に応えて、選手代表の駅伝部女子・西本佑菜主将(3年)が「この冬開催される全国大会で優勝を目指して頑張ってきます。大会に向け日々の練習に全力で取り組んできました。楽しいことばかりではなく、時には苦しい場面もありましたが、チーム一丸となって乗り越えてきました。大会では山梨学院高校の代表としての誇りを胸に最後まで諦めず、挑戦し続ける姿を皆さんにお見せできるよう全力で頑張っていたい」と大会での活躍を誓った。その後、応援団・遠山侑那団長(2年)、藤森好加副団長(1年)の掛け声の下、吹奏楽部、チアリーダー部を中心に会場の生徒、教職員全員で『校歌』と『突撃のテーマ』で高校全体が高揚感を結束、選手たちを全国大会の大舞台へ送り出した。

■各部主将、選手から大会への意気込みを聞くー
2週間後に大会を控え、山梨学院の先陣を切る駅伝部男子・南澤道大副主将(3年)は「今回、チーム目標としては10番台に入るということを目標にしていて、その中で長距離区間の強化であったり、チームの底上げをこの(約)3ヶ月でやれて来れているので、メンバーは体調、調子ともいい状態」と意気込む。
駅伝部女子の西本佑菜主将(3年)は「今年は去年に比べて関東駅伝でもタイムがすごく良いし、みんなの状態もいいのでこのまま行けば去年よりも大幅にタイムを更新し、順位も目標は20番台ですけど、10番台も見えてくると思うのでそれを目指して頑張りたい」と昨年、低調(32位)に終わった雪辱を誓う。
ラグビー部・渡邊 侑主将(3年)は「僕たちの強みはフィジカル面とセットプレーなのでそこを遺憾なく発揮できるように大会までの練習を頑張って行きたいと思います。去年負けた原因はペナルティの多さで負けたのでこの1年間、ルールを守るということで学校生活でも生活態度で基本的なところから規則(ルール)を守ってラグビーでも(互いに)指摘しながらやってきました。目標はベスト4」とラグビーの神髄を守り失点を失くす。
サッカー部・山田逞人主将(3年)は「4つ目の星を取るために自分たちが優勝して、山梨学院の歴史に名を残したいと思います。(チームの状態)最終節もしっかり勝って、今波に乗ってきている状態で、自分は怪我から今週には復帰する予定で、自分の調子もだんだん上がっているので、いい調子で仕上がっています」。開催まで約3週間弱、チームの現在は「ポゼションの面とか、個人の対人のところとか、後はゲーム形式の練習で試合勘に慣れる練習に力をいれています」と大会までの仕上がりは順調そうだ。
「2024年度第74全国高校スピードスケート競技選手権大会」(インターハイ)、国民スポーツ大会冬季大会スピードスケート競技少年男子に山梨学院から唯一出場する矢崎雅登選手(1年)は1000mと1500mにエントリー。目標は「まだまだ実力不足だとは思うんですけど、先輩たち相手に怖気づいたりせずに、自分の持っている力を全力で発揮したいですし、しっかり自己ベストを更新して少しでも全国で結果を残せたらいい」と先輩に胸を借り、山学大スケート部とともに練習に励んでいる。

■各競技の大会日程ー
全国大会に出場する山梨学院高競技部の全国大会最初の大会。「2024年度全国高校駅伝男子第75回、女子36回大会」は22日、たけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)発着、男子7区間42.195km、女子は5区間21.0795kmを全国の都道府県大会優勝校47校に地区代表の11校を加え各58校によって師走の都大路で熱いレースが繰り広げられる。「第104回全国高校ラグビー選手権大会」は27日『ラグビーの聖地・花園』で開幕。2年連続2回目出場の山梨学院は初日1回戦に青森山田高と対戦、昨年、相手チームにトライ数が上回るも、2点差で惜敗した悔しさを乗り越え初戦突破を目指す。「第103回全国高校サッカー選手権大会」で3度目の賜杯を目指す山梨学院の出場は29日、大会2日目1回戦に滝川第二高(兵庫県)と神奈川県ニッパツ三ツ沢球技場で対戦する。
2025年1月21日・22日、23日、岩手県盛岡市・岩手県営スケート場で開催される「2024年度第74全国高校スピードスケート競技選手権大会」(インターハイ)は、1月26日から29日にかけて群馬県渋川町・伊香保リンクで行われる「第79回国民スポーツ大会冬季大会(旧国民体育大会)スケート競技会」に1年生矢崎雅登が挑戦する。

文(K.F) カメラ(平川大雪)2024.12.11