Vol.104 2002.5.4号

第54回春季関東高校野球大会山梨県予選
●山学附 3年振り4度目の関東大会出場決定 ● 
〜 市川を8対4で破り決勝戦へ 〜
山梨県高校野球連盟は5月3日、小瀬球場 (甲府市)で「第54回春季関東高校野球大会山梨県予選」準決勝2試合を行った。第1試合の山梨学院大学附属 対 市川戦は、山学大附が8対4で、市川を破り決勝戦への進出を決めた。この結果 、3年振り4度目の関東大会出場をも決めた。
市川は1回表に、制球が定まらないエース西村から3四球を選び満塁としたが、6番・諏訪が中飛に倒れ先取点を挙げることが出来なかった。
山学附は1回裏、エース若尾から先頭打者の佐野が右中間を破る3塁打、続く2番・松本のスクイズで佐野が生還し先取点を挙げた。一死後、3番・沢田は右ゴロを右翼手がハンブルするのを見て二塁に進塁。二死後、5番・明石の遊ゴロ安打で1・3塁とした。三塁に進塁した沢田が、明石が盗塁で1・2塁間に挟まれ相手の遊撃手が一塁手に投げた球が明石のヘルメットにあたるのを見て、本塁を突き2対0とした。
市川は2回表、7番・岩村が中前打で出塁、8番・依田の犠打で岩村が二塁に進塁。二死後、1番・吉井が四球を選び1・2塁とし、続く2番・伊藤の右前適時打で岩村が生還し、さらに、3番・水上が四球の時、西村の暴投で吉井が二塁からホームインし2対2とした。また、3回表に西村に代わった投手斉藤から、5番・深沢が四球を選び出塁、犠打と左飛で1点追加し、9番・若尾の右前適時打で4対2とリードを広げた。
2点を追う山学附は5回裏、9番・内村がセーフティバンドで出塁し、1番・佐野の犠打で内村が二塁へ、続く2番・松本の中前二塁打適時打、3番・沢田の中越え二塁打適時打で4対4の同点とした。4番・進藤のとき投手若尾のパスボールで沢田が三塁に進塁し、進藤が勝ち越しの中前適時打で5対4とした。6回裏に山学附は、一死後、若尾に代わった投手吉井から8番・斉藤投手が左中間を破る二塁打で出塁。9番・内村の犠打、1番・佐野の四球で1・3塁とし、2番・松本が右前適時打で6対4とした。続く3番・沢田は中越え三塁適時打を放ち8対4と市川を突き放した。
投げては、斉藤が安定しピッチングで四回以降無失点に抑え、市川を破り3年振りの決勝戦進出を決めた。

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