Vol.131 2002.7.24号
第84回全国高等学校野球選手権山梨大会 準決勝
第1シード山学附 1対4 市川高校に敗れる
山梨県高校野球連盟は7月24日、小瀬球場(甲府市)で「第84回全国高等学校野球選手権山梨大会」準決勝2試合を行った。小瀬球場第1試合の山梨学院大学附属高校 対 市川高校戦は、打撃はともに7安打と互角だったが、試合巧者の市川に山学大附が1対4で敗れた。 山学附は、1回裏投手・斉藤が1番・依田に2ストライクからの3球目を右前安打され、続く2番・吉井を遊ゴロに仕留めたかに見えたが遊撃手のハンブルの失策で1・2塁とされた。続く3番・岩村の犠打を、斉藤が一塁送球している間に依田に三塁へ進塁された。この場面 で、二塁手が捕球し一死としたが、二塁手がランナーと接触し落球する間に、依田に本塁を陥れられ先取点を奪われ0対1とされた。2回裏一死後、投手斉藤が7番・加賀美を四球で出塁され、8番・諏訪に犠打され二死二塁とされた。続く9番・伊藤に三塁線を破る左翼二塁適時打で加点され0対2とされた。6回裏、4番石原に左翼越えの二塁打を放たれ、5番・水上の犠打で一死三塁とされた。二死後、7番・加賀美に中前適時打を浴び0対3とされた。7回表一死後、6番・西村が相手投手・吉井から中前安打で出塁し、7番・斉藤の二塁ゴロで二塁に進塁。二死で続く8番・鈴木(幸司)が右翼前安打で1・3塁とした。9番・内村が中前適時打で1点を返し1対3と追い上げたが、8回表二死後、投手・斉藤の1ボールの後の2球目を7番・加賀美に左翼スタンドに本塁打され1対4と突き放された。9回表、無死で5番・明石が左翼前安打で出塁したもの、6番・西村がヒットエンドランでバッテリーに外され空振りし、明石が二塁でタッチアウトになり、チャンスを潰し市川高校に負けた。試合終了後、進藤主将は記者のインタビューに「序盤、エラーで得点されたが、諦めないで頑張ったが打てなかった。相手のピッチャーの気持ちが、自分達の気持ちより上回っていた」と振り返った。鈴木監督は「相手投手のピッチングの組み立てが良かった。丁寧にコースを突いて来た。斉藤は、調子が良すぎて攻めが単調になった。初回のトップバッターに2ストライクをとりながら3球目を安打された。これが全て。良いチームだと思っていたのに残念」と、球場を後にした。決勝は、26日午後1時から小瀬球場(甲府市)で市川高校と航空高校が対戦する。
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