Vol.137 2002.8.26号

パンパシフィック水泳選手権大会横浜2002
萩原智子(山学) 女子200m個人メドレー 
日 本 女 子 初 の 金 メ ダ ル
パンパシフィック水泳協会は8月26日、横浜国際プールでパンパシフィック水泳選手権大会横浜2002の第3日目を行った。山梨学院大学の萩原智子(法4)は、女子200m個人メドレー決勝で金メダルを獲得した。萩原はスタートで5番目と出遅れ、バタフライでローズ(USA)に次いで50mを2位 で折り返し、得意な背泳ぎでトップに躍り出たが、平泳ぎで再びローズに抜かれ、ラスト50mの自由形でローズを抜き返し、日本女子初の金メダルに輝いた。萩原はレース後のインタビューで「準決勝200メートル自由形で体が重たかったので、まずい≠ニ思ったが切り替えができてよかった」「今まで、やって来たことを信じて集中して泳いだ。このところ、自由形が良かったので最後まであきらめないで頑張れた」と答えた。また、記者会見の席上で「今回は長丁場で非常にハードで大変だが、自分で決めた日程なので頑張った。また、チームの北島選手が、昨日の試合で素晴らしい泳ぎをしたので元気をもらえた」と語り、「努力は裏切らないということを実感した」と述べた。萩原は今年のテーマを「何事にも、チャレンジしてタフになりたい」と掲げているが、萩原にとって今大会最大のハードな日を見事金メダルデーに替え実現した。男子注目のイアン・ソープ(AUS)は、200m自由形決勝で優勝し3個目の金メダルを獲得した。なお、北島康介は体調不良で大事を取って、今日から今大会を欠場することとなった。
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