VOL163 11月3日
秩父宮賜杯 
第34回 全日本大学駅伝対校選手権大会
〜 山学大 伊勢路 10度目の2位 〜
日本学生陸上競技連合は11月3日、愛知県・熱田神宮西門前から三重県・伊勢神宮内宮宇治橋前の8区間106.8kmで、秩父宮賜杯 第33回全日本大学駅伝対校選手権大会を開催した。山梨学院大学は、1区の高見澤勝(3年)がトップ東洋大学と6秒差の7位で2区・カリウキ(4年)に襷リレーした。カリウキは37分57秒の区間新で6人を抜きチームをトップに押し上げた。3区・森本直人(1年)は、大学駅伝デビュー戦とは思えない、区間2位の走りで2位以下の差を広げた。4区・橋ノ口滝一(3年)は、本来の走りに比べ精彩を欠き区間5位と後続に差を詰め寄られた。5区・松田浩二(4年)区間8位の走りで、日本大学の藤井周一に抜かれ2位に落ちた。6区・清家健(4年)は、区間3位の安定した走りで粘るが、駒澤大学に抜かれチームは3位と後退した。7区・川嶋洋は、前と少しでも詰めて最終区モカンバに襷をつなぎたい所だったが、区間9位と遅れ、トップの駒澤大学に約2分の差を付けられた。モカンバは、区間1位の走りで日本大学の中谷圭介を抜き2位に浮上したが、最後まで駒澤の松下龍治を捕えることができず山学大は伊勢路10度目の2位となった。駒澤は2年連続4回目の優勝となった。