VOL164 11月4日
平成14年度(第55回)
秋季関東地区高等学校野球大会(第3日目)
山学附 関東大会ベスト8 
〜 エース・佐藤元基健闘も 9回表に逆転される 〜

関東地区高等学校野球連盟は11月4日、県営保土ヶ谷球場と大和引地台球場で第55回秋季関東地区高等学校野球大会(第3日目)第2回戦の4試合を行った。山梨代表は、山梨学院大学附属高等学校(山梨1位)が花咲徳栄高等学校(埼玉2位)に1対3、東海大学甲府高等学校(山梨2位)が藤代高等学校(茨城1位)に3対4で負け、共にベスト8に終わった。大和引地台球場で行われた山梨学院附と花咲徳栄は、3回の裏に山学附が無死9番・渡邉博紀の振り逃げで出塁。一死後、2番・内村賢介の犠打で渡邉が二塁に進塁。続く3番・明石健志の二塁ゴロを二塁手が失策、ボールがセンターに転がるのを見て、二塁ランナー渡邉は一気に本塁に駆け込みヘッドスライディングで生還し先取点を奪った。中盤から終盤にかけて、両エースの投げ合いで一進一退の展開となった。9回表・山学附のエース佐藤は、6番・鈴木良太に左中間へ二塁打され、7番・猪口徹にピッチャー前に犠打され、一塁に送球したがベースカバーに入った明石とランナーが接触し落球して一・三塁とされた。8番・川原健太を遊撃ゴロに仕留め、本塁で鈴木をタッチアウトして一死一・二塁とした。続く9番・水谷俊一に死球を与え満塁。エース・佐藤は1番・田中一行を空振りの三振に打ち取り二死としたが、2番・川嶋仁徳に中前2点適時打され、さらに失策が絡み1対3と逆転された。山梨学院は9回の裏、5番代打・清野友二を一塁において、二死後6番・高橋一人が左を破る2塁打で二・三塁としたが、続く7番・徳良慎吾が空振りの三振でゲームセットとなった。明日は準決勝を、県営保土ヶ谷球場と大和引地台球場で午前10時から行う。