関東ラグビーフットボール協会は11月24日、東京・トヨタ府中グランドで関東大学ラグビーリーグ戦2部の山梨学院大学対拓殖大学戦を行った。山梨学院大学は、前半10対24、後半ロスタイムに30対31(20対7)と逆転され完全優勝を逃した。山学は拓大に前半開始2分、ペナルティーゴール、9分トライを奪われ先制された。24分右へ展開したボールをウイング・伊藤優希がゴール左にトライし5対10とした。しかし、27分拓大にトライを許し5対17とされた。29分ナンバーエイト・坂田清、ロック・李永日文、スクラムハーフ・八頭研吾と繋ぎトライ10対17としたが、40分拓大にキックをチャージされトライを奪われ前半を10対24で終了した。後半に入り山学は、6分ラインアウトのボールをそのままゴール右に押し込みスクラムトライを奪い15対24とした。12分には、スタンドオフ・三村章文が中央へトライ、ゴールも決まり22対24とした。24分、ウイング・伊藤のペナルティーゴールで25対24と逆転した。39分、ロック・前田祐樹がゴール右にトライし30対24とリードを広げたが、ロスタイムに拓大に認定トライされゴールも決められ30対31で今期初黒星となった。松沢友監督は「本当は完全優勝したかったが致し方ない。勝負だからそうゆうこともある。入れ替え戦では頑張ってもらいたい」と語った。山学は今期を通算成績6勝1敗で終了し、得失点差で2部優勝を決めるとともに4年連続1部入れ替え戦の出場権を獲得した。1部入れ替え戦は12月に2年連続の対戦相手となる専修大学に挑む。
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