VOL186 2月16日
第13回 全日本ショートトラックスピードスケート距離別選手権大会
吉澤純平(山学附高)男子千メートル 銅メダル獲得
エース・有野(山学大)不調 優勝・西谷岳文(サンコー)
 

日本スケート連盟は2月16日、名古屋市総合体育館レインボーアイスアリーナで、第13回 全日本ショートトラックスピードスケート距離別選手権大会2日目を行った。男子1,000メートルは、西谷岳文(サンコースケート部)が寺尾悟(トヨタ自動車)と吉澤純平(山学附高)を抑え優勝した。山梨学院勢は吉澤が3位と今大会初のメダルを獲得した。期待された有野美治(大学)は準々決勝で転倒し16位に終わった。昨日、二種で4位と活躍した伊藤潤二(附高)は予選で姿を消し17位と伸び悩んだ。川上隆史監督は「有野は今大会調子に乗り切れず終わってしまった。これで世界選手権選考のプログラムが7分の3終わってしまったが、まだ3月1日・2日大阪で行われる全日本選手権で7分の4残っている。それだけに有野の実力があれば十分巻き返せる。また、やらなければならない宿命にある。チームにとってもエース有野の復調は不可欠。その点、吉澤はよく復調し3位になった。今大会、高校生コンビ・吉澤と伊藤は良く戦った。この2人にも世界選手権大会出場の期待がかかる。残り二週間で、それぞれが調整し世界選手権大会の切符を手に入れてもらいたい」と力説した。女子1,000メートルは、神野由佳(立命館大学)が昨日の500メートルに次ぐ優勝での2冠を達成した。
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