VOL1881 2014.06.16号
山梨学院「酒折能」公演
〜酒折から世界へ、能の伝統文化を発信〜
〜能の公演の他、体験型能楽教室も開催〜

山梨学院「酒折能」が6月15日、山梨学院メモリアルホールで開催された。「酒折能」は山梨学院大の古典芸能研究会と大学院野村千佳子ゼミナールが主宰し、企画。山梨学院創立70周年記念事業として山梨学院生涯学習センターの所管事業として実施された。当日は、午前に古典芸能研究会のメンバーによる謡(連吟)と仕舞の発表。午後には喜多流能楽師・友枝真也さんによる体験型能楽教室や喜多流職分家佐藤家11代目・佐藤章雄さんの仕舞「羽衣」や古典芸能研究会師範で喜多流能楽師の佐藤寛泰さんがシテ(主演)を務める能「経政」の公演が行われた。この「酒折能」公演では、敷居が高く難しそうという「能」のイメージの払拭と身近な所で本物の能を鑑賞する機会の提供を主眼に置いており、公演の冒頭に能楽教室を催したりと能に親しめるような企画内容となっていた。また、公演の様子はビデオで収録され、後日古典芸能研究会と野村ゼミに所属する留学生が内容を英語・中国語・ベトナム語に翻訳し、大学のホームページを活用し、「能楽」の伝統文化を世界に向けて発信を行う。
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