VOL189 3月1日
第26回 全日本ショートトラックスピードスケート選手権大会
山梨学院勢 銀・有野美治、銅・伊藤潤二 吉澤純平
〜 3選手 世界選手権代表圏内 〜
 

日本スケート連盟は3月1日、なみはやドーム(大阪府立門真スポーツセンター)で、第26回 全日本ショートトラックスピードスケート選手権大会1日目・男女1,500メートル、500メートルを行った。男子は、1,500メートル、500メートルとも西谷岳文(サンコースケート部)が山梨学院勢の有野美治(大学)、伊藤潤二(附高)、吉澤純平(附高)、トヨタ自動車の寺尾悟を抑え優勝した。山梨学院勢は1,500メートルで有野2位、伊藤3位、500メートルで吉澤が3位と健闘した。川上隆史監督は「山学は、今日は流れに乗ってよい成績だった。特に、有野は前の全日本距離別選手権で得点なしという不調で、今回の第1レース1,500メートルで結果を出さなければ世界選手権代表が絶望というプレッシャーの中で臨み、良く落ち着いて2位という結果を出した。これで、安心して苦手としている500メートルでも果敢に攻め決勝進出という勢いに乗った。高校生コンビの伊藤・吉澤を始めその他の選手も、日頃の練習の成果を存分に出して良く粘って粘って頑張っている。今は全力を全選手が出し切っている。明日もこの姿勢で臨めば結果は自ずと付いてくる」と強調した。女子1,500メートル、500メートルは、神野由佳(立命館大学)が2冠を達成した。明日は世界選手権代表を賭けて、西谷・寺尾(当確)の2席を除く3席をめぐって、山梨学院勢の有野・伊藤・吉澤、早稲田大学の末吉隼人、阪南大学の角張文彦、相模原SSCの池秀徳らが熾烈な争いをする。
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