VOL195 3月15日
平成14年度山梨学院大学・同短期大学合同卒業式並びに大学院学位授与式
〜創立者古屋賞 萩原・小幡・有野・千葉が受賞〜
 

山梨学院大学(古屋忠彦学長)、同短期大学(三神敬子学長)は3月15日、同校古屋記念堂で平成14年度山梨学院大学・同短期大学合同卒業式並びに大学院学位授与式を行った。式典では古屋大学長と三神短期大学長から、大学卒業生1,114名、短期大学卒業生402名の卒業証書が、大学院卒業生19名の学位記が、それぞれの総代に授与された。表彰状授与では、在学中に学術・文芸・スポーツなどにおいて顕著な成果をあげ、山梨学院の名声を高めた者に対して授与する「創立者古屋賞」を、萩原智子さん(シドニーオリンピック200m背泳ぎ4位、2002年パンパシフィック水泳選手権200m個人メドレー 金メダル)、小幡邦彦さん(全日本選手権レスリング競技会 史上初の四連覇、世界レスリング選手権・アジア大会レスリング競技会出場)、千葉香織さん(4年間女子ホッケー日本代表、2002ワールドカップ10位)、有野美治さん【世界選手権出場のため父親代理】(2002全日本学生ショートトラックスピードスケート選手権総合優勝、ワールドカップ出場)の4名が受賞。式辞で古屋大学長は卒業生に「皆さんは生涯にわたって学び、自己の内面を高め、確かなコンパスを持つことに努めることが肝要。将来を自らの手で切り拓き、また仲間と手を携え輝かしい人生を築かれることを心より期待します」と述べた。在校生を代表して学生会長の窪村伸也さん(2年)が卒業生に「貴乃花は、苦しい時こそ己を信じ、先に見える光に向かって前進して行く。『不撓不屈』の精神で、平成の大横綱の栄誉を勝ち取りました。先輩たちも『不撓不屈』の精神で、これからの人生をたくましく生きていただきたい」と送辞を述べた。卒業生代表のリュウ シンさんは「4年前たくさんの不安と困惑を抱え中国の天津からやって参りました。4年間を振り返ると、ゼミでは『日中における医療の社会的問題の比較研究』に取り組み日中両国の医療制度を勉強することができたこと、シドニーオリンピックや箱根駅伝では同級生たちの活躍に興奮し、そして感動したことなど。今、新たなスタートラインに立ち決して諦めずに前向きに進んでいきたい」と答辞を述べた。卒業生1,535名は、教職員や在校生、保護者に見送られ学び舎から巣立っていった。