酒折連歌賞実行委員会は3月30日、山梨学院広報スタジオで第十七回酒折連歌賞募集記者発表を行い「問いの片歌」や「選考委員」などの募集要項を発表した。酒折連歌賞は、山梨学院大学と酒折連歌賞実行委員会が、連歌発祥の地“酒折宮”にちなみ、連歌への関心と創作意欲を多くの人に持ってもらおうと平成10年に創設し今回で17回目の開催。酒折連歌は「古事記」に登場する倭建命(ヤマトタケル)と御火焚の老人との問答を踏まえ、五・七・七の「問いの片歌」に対し、「答えの片歌」を五・七・七で返す問答形式となっている。俳句などと違い、作歌上の約束事は五・七・七で返すことのみ。作者の自由な感性で答えの片歌を創作できるため、老若男女を問わず詠むことができる歌遊び。この日は、選考委員が創作した5句の問いの片歌など募集要項が発表された。募集期間は4月1日から9月30日。一般部門大賞と小・中・高校生を対象にしたアルテア部門大賞にはそれぞれ文部科学大臣賞が贈られる。
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