VOL211 5月13日
阿部教授ら留学生と「日・中」併記テキスト発刊
〜 留学生特別講義「日本の企業経営」でお目見え 〜
 

山梨学院大学(古屋忠彦学長)では、ここ数年に中国留学生が増加しており、本年度の中国在留学生は219名(新入生は71名)となっている。このことから、同大は13年度から2年生より本格化する専門分野の学習準備として、新入生を対象とする留学生特別講義を設けている。阿部隆是商学部教授らは、こうした現状を踏まえ、授業に登場する専門単語を予め日本語と中国語で併記した新入生用テキスト『日本ビジネス基礎単語』を本年度発刊した。阿部教授は「この発行プロジェクトに、翻訳、編集業務で中国留学生に携わってもらい、国情から起因するビジネス用語のギャップや発音指示など、中国留学生の立場に立ち、本田教授と一緒にテキストを編集出版した」と語った。4月から留学生特別講義「日本の企業経営」でお目見えし、はやくも留学生から分かりやすいと評価を受けている。本年度から経営情報学部でも、この形式「情報基礎用語」(執筆・編集 本田哲夫 氏)のテキストが使用される予定。
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