本格的な夏の到来を前に山梨学院幼稚園は7月10日、園内温水プールで「着衣泳教室」を実施した。この教室は、夏休みに入り、川や海などの水辺で遊ぶ機会が増えることから2014年度からフィッツスポーツクラブの協力により、年長児を対象に行われている。教室では、万が一着衣のまま落水した時にどうすればよいか、溺れている人を見つけたらどうすればよいかを紙芝居をもとに学習。山梨学院幼稚園では、年少からスイミングの時間を設けており、普段から園児たちは水に親しんでいるが、着衣での水泳はほとんどの園児が未体験。園児たちは、プールサイドで水難事故の発生状況や着衣泳の重要性などについて聞いた後、実際に着衣でプールに入り水中を歩いたり、泳いだりして服を着たままでの水中での感覚を体験。そして着衣のまま落水した際にとる姿勢“背浮き”の実践や溺れている人を見つけた際のペットボトルを活用した救助方法も学び、園児たちは実際の体験を通じ、落水時の対処方法を習得した。
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