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VOL256 1月4日 |
第80回東京箱根間往復大学駅伝競走・往路 〜 山梨学院大 ゴールで順大かわし11位 〜 |
![]() レースは、駒澤大学が5時間34分34秒で2位東海大学に3分26秒差をつけ、3年ぶり2度目の往路優勝を果たした。 山梨学院大学は5時間42分59秒の11位で、箱根芦ノ湖駐車場前にゴールした。1区・エース橋ノ口滝一(4年)は、大手町から鶴見の21.3kmのコースを1時間4分22秒の11位で走った。橋ノ口はスタートから1km平均2分58秒で飛ばし5.5km付近で集団から飛び出すと、10km付近では日体大の2位以下を21秒引き離し独走態勢となった。橋ノ口は13.5km付近でペースダウン、「15kmで右足が引きつり痙攣が起こり、動きが止まった」というように、16km付近で日体大と駒澤大に追い越された。18km付近の六郷橋では3位グループに置いていかれ9位に下がり、鶴見中継所に11位で飛び込みモカンバにタスキを託した。2区・オンベチェ・モカンバ(3年)は、鶴見から戸塚の23.0kmを「タスキを11位で貰ったので、順位を上げようと思った。6人抜きの走りが出来て良かった」という走りで、1時間9分12秒の区間2位で、チームを5位に引き上げ小陣にタスキを繋いだ。3区・小陣良太(2年)は、戸塚から平塚21.3kmを「東海・亜細亜大の競り合いに焦り、自分の走りが出来なかった」というように、1時間7分30秒の区間19位で走り、チームは11位と後退した。4区・吉田剛志(3年)からメンバー変更したキャプテンの高見澤勝(4年)は、小陣からタスキを受け取ると「気温が高かったので、前半抑えて走った。後半勝負どころで、向かい風で体がいうことを利かなかった。不本意な走り」と、平塚から小田原20.9kmを区間10位で走った。しかし、チーム順位は10位と一つ上げ、川原にタスキリレーした。5区・川原誉志文(3年)は、小田原から箱根20.7kmを「前半はリラックスして走れた。大平台の登りを過ぎて中央学院、中央大、日本学連選抜に追いつかれリズムを崩した」。しかし、箱根芦ノ湖駐車場前の往路ゴール前で順大を抜きかわし区間13位、チーム11位でフィニッシュした。 上田監督は「森本、金子が外れたことでチームにストレスがあった。明日は後に順大・中央大がいるだけに、戦況は決して甘くない。しかし、良い結果になるように選手を信じている」と語った。明日は、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場前から東京・大手町読売新聞社前までの5区間109.2kmで、復路優勝と総合優勝が争われる。 アルバムはこちら 取材の模様はこちら |
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