第99回全国高校サッカー選手権大会2回戦が1月2日に行われ、4年ぶりの選手権初戦突破を果たした山梨学院高はNACK5スタジアム大宮で茨城県代表の鹿島学園高と対戦した。試合は、前半序盤から山学が厳しいプレスやカバーリングでボールを奪い、ショートカウンターで攻撃に転じ好機を演出。前半5分、山学はこの試合のファーストシュートで一気に試合の主導権を握る。鹿島学園も徐々に攻勢を強めたがGK熊倉匠の安定した守備やDF陣の粘り強い守備で得点を与えず0対0で前半を折り返す。後半立ち上がりは鹿島学園が試合の主導権を握ったが、山学は選手交代で試合の流れを変え、後半13分、ゴール前のこぼれ球を前線に詰めていたMF廣澤灯喜が右足を振り抜き、山学が貴重な先制点を獲得。その後は一進一退の攻防が続いたが、GK熊倉を中心に選手一丸となり最後まで粘り強い守備を披露し、鹿島学園に付け入る隙を与えず、1対0で試合終了。山学が2試合連続の無失点のクリーンシートで競り勝ち、3回戦・ベスト16進出を決めた。
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