VOL3154 2022.8.6号

山学高インターハイ女子ソフトボール 宿敵を破り4強
~佐賀女子高との緊迫した試合展開に本塁打2本で決着~
~因縁の対戦相手に山梨学院の勝利への執念が実る~


四国で行われている「躍動の青い力 四国総体『インターハイ女子ソフトボール競技』」3日目が8月6日、3回戦、準々決勝が高知県高知市春野総合公園で行われた。山梨学院高は1回戦、2回戦と順調に勝ち上がり、3回戦に青森代表柴田学園高校と対戦した。1回裏、山梨学院の攻撃は2回裏、7番田口心彩が中越えの2点本塁打を決め先制。インターハイ初先発の久保井美羽は、5回にピンチを迎えるが粘り強い投球で4安打無失点に抑え好投。6回にエース向山琴葉に継投。向山は立ち上がり制球が悪く1点を失うが、その裏、櫛渕あいの適時打で再び突き放し、3-1で勝利。ベスト8に進んだ。その後行われた準々決勝では今春のセンバツ決勝で敗れた宿敵・佐賀女子高と対戦。雷の影響で2時間遅れで開始された試合は、両チーム3回まで無安打無失点のエース同士の投手戦になった。4回表、佐賀女子付属は先頭打者がこの試合初安打で出塁。その後、二死三塁で深い遊ゴロ内野安打の間に走者が生還、1点を先取した。山梨学院は相手エースに抑えられるも5回、四球の走者を一塁に置いて1番遠藤愛実が左翼フェンス越えの2点本塁打で逆転。6回には好投を続ける5番向山が左中間に1回戦に続く2本目の本塁打で3-1とした。その後は向山の気迫の投球で佐賀女子を抑え勝利。悲願の宿敵を破り準決勝に進出した。

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