VOL322 2004.9.3号
山学 アテネ五輪解説者 学長に帰還挨拶
〜 歴史に残るオリンピック解説 3人衆 〜
 

動画
山梨学院大学スポーツセンター(下田正二郎センター長)の高田裕司レスリング監督、西田孝宏柔道部総監督、寺本祐治ホッケー部監督の3名は9月3日、古屋忠彦学長にアテネ五輪解説帰還の挨拶を行った。古屋学長は「一大学が、オリンピック大会へNHKの解説者としてオフィシャルに3名を派遣できたことは、大学にとっても名誉なことです。皆さんの解説はそれぞれの個性を発揮し万民に分かりやすく、日本国民に深く感動を与えました。大任ご苦労様でした」と笑顔で迎えた。男子レスリングの解説をした高田監督は「オリンピック発祥の地で日本のメダルラッシュに沸いたオリンピックだった。金メダル獲得数は1964年の東京オリンピックに並ぶ16個。メダル獲得総数も20年前のロサンゼルス大会の32個を上回る37個と過去最多。日本のレスリング男子は日本が参加しなかった1980年のモスクワ大会を除いて1952年のヘルシンキ大会以来13大会連続してメダルを獲得した。その瞬間を解説でき感無量」と振り返った。女子ホッケーの解説をした寺本監督は「女子ホッケーチーム五輪初出場、また8位入賞という歴史的な瞬間の解説で熱が入りました」と語った。西田監督は「1936年のベルリンオリンピック大会、女子200メートル平泳ぎで、河西アナウンサーと解説者のラジオ実況放送に日本中が聞き入った『前畑ガンバレ!前畑ガンバレ!ガンバレ!ガンバレ!前畑リード前畑リード、勝った!勝った!勝った!前畑が勝った!』という歴史的瞬間があった。オリンピックは、その度に感動と思い出の歴史的ドラマを綴ってきた。今回アテネで選手の熱戦をテレビでアナウンサーと共に伝えられ、日本国民の新たなる歴史の1頁にいれる幸せを感じた」と語った。アテネオリンピックは、日夜、日本中がテレビの前に釘付けになった歴史に残るオリンピックだったと談笑していた。
アルバムはこちら