VOL3240 2023.5.5

関東学生女子ソフトボール春季1部リーグ決勝戦
~山学惜しくも逆転負け 2年ぶりの優勝逃す~


5月5日、「第18回関東学生女子ソフトボール春季1部リーグ」決勝戦が山梨学院大ソフトボール部女子と城西大の対戦で埼玉県坂戸市・東京国際大学ソフトボール場で行われた。 ともに4勝無敗で迎えた試合、山学大は2年ぶり6度目の優勝を目指した。試合は、先攻の山学大が先頭打者松原緑(3年)の内野安打を4番椋梨琳花(3年)が左越え適時二塁打で先制。山学大先発の林里奈(4年)は、初回裏を三者凡退で上々の立ち上上がりを見せるも、2回裏先頭打者に安打を許すと、振り逃げや盗塁、ヒットエンドランによる城西大の卒のない攻撃で同点とされた。3回表の山学大の攻撃、3番中込向日葵(4年)の中前打をきっかけに相手投手の暴投による追加点で2-1と再びリードするも、5回裏、林は城西大に先頭打者安打を足掛かりに二死満塁とされ、4番打者に左翼越えの満塁本塁打を浴び2-5と逆転された。しかし、山学大も6回表、先制点を挙げた先頭打者の4番椋梨が左越え本塁打、5番吉田美緒(1年)の安打で反撃開始と思われたが後が続かず1点止まり。7回も走者を出すが無得点に抑えられ3-5で敗れ準優勝となり涙を飲んだ。試合後、チームを陰で支えてきた高橋なぎさ主務(4年)は「これまでの選手の努力と頑張りを見てきた私は絶対に優勝できると思っていたので残念です。でも、リーグ戦、関東で優勝することは通過点に過ぎず私たちの目標はインカレで日本一になることです。部員のソフトボールに対する思いは強く、ひとり一人が真っすぐに自分の役割を果たしています。そのためには私たちはマネージャーとしてはどんなことでも支えていきます」と気丈に話し、チームは強い結束力でさらなる上を目指す。


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