VOL329 2004.9.12号
第57回秋季関東高校野球大会山梨県予選開幕
〜 山学附 浅川1年生好投 猛攻7回コールド 〜
 

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山梨県高校野球連盟は9月11日、小瀬、緑ヶ丘、富士北麓の3球場で第57回秋季関東高校野球大会山梨県予選を開幕した。この大会は、選抜高校野球大会(春の甲子園)につながる関東大会出場権が懸かっている。今年は山梨県で行われるため代表枠3校を目指して、41校39チームが戦いに挑む。11日の開幕日は1回戦6試合が行われ、小瀬球場第2試合の山梨学院大学附属高校 対 増穂商業高校戦は、山梨学院附が11対0の7回コールドで増穂商業に勝ち第2回戦に進出した。山学附は一回表1番・岡田康平(2年)の中前安打、2番・和田良平(2年)の投手への犠打が相手一塁手の落球を誘い二・三塁とした。続く3番・羽田直人(2年)が右越え2点三塁適時打で得点。二死二塁、6番・名執勇一郎(2年)の右前適時打で3点目、7番・小田切佑介(2年)の中前適時打で4対0とした。山梨学院附は二回表に1点を追加し5対0としたものの、追加点がなかなか挙げられない7回表に、一死一塁で主将9番・砂山怜央(2年)が中前適時打で6対0と均衡を破った。この回、打者12人の6長短打で11対0と試合を決めた。
主将・砂山は「1年生投手の浅川が良いピッチングをしていたので、野手が点が取れるところで確りと追加得点を取らなければいけない。一戦一戦、大事に自分達の野球をできるように頑張りたい」と述べた。浅川投手は「今日は調子が悪かった。変化球でストライクが取れなかった。50点です」と振り返った。田中信幸監督は「初戦でチームはバタバタしていた。浅川投手は、公式戦初登板で追加点の無い中、良く耐えて投げた。チームは二回戦からは落ち着いて自分達の野球に徹してくれると思う」と語った。
山梨学院附は第2回戦を18日の午前11時半に小瀬球場で巨摩高校と戦う。
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