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山梨学院大学スポーツセンター(下田正二郎センター長)は9月14日、山梨学院40周年記念館で高田裕司監督 国際レスリング連盟殿堂入り報告記者会見を行った。山梨学院大学レスリング部 高田監督は、国際レスリング連盟(FILA)が2003年に米オクラホマ州スティルウォーターに創設したFILA殿堂に日本人で初の殿堂入りという栄誉に輝いた。第1回目の殿堂入りは、五輪優勝3回、同2位1回、世界選手権優勝9回のロシアのアレクサンダー・カレリンを含め米国、ハンガリー、ブルガリア、スウェーデンの選手など10名が殿堂入りしている。高田監督は8月28日アテネ市内のスタンレーホテルで殿堂入りの表彰式に出席し、国際レスリング連盟会長 ラファエル・マルティネッティ氏から『メダル』と『額』を受け取り、8月31日に帰国した。下田センター長は「今回2回目は、高田監督始め8名が殿堂入りした。高田監督は、1976年モントリオール五輪で金メダル、1980年モスクワ五輪は日本ボイコットで連覇の夢は断たれたが、1984年に現役復帰して出場したロサンゼルス五輪で銅メダルを獲得した。また、世界選手権4回優勝。全日本選手権8連覇で10回優勝と数々の偉業を成し遂げた。指導者としては、1992年バルセロナ五輪レスリングフリースタイルコーチ、2000年シドニー五輪レスリング監督、現在は日本レスリング協会専務理事を務め後輩の育成に当たっている。これらが評価されたのではないか」と経緯を説明。高田監督は「自分自身が一番驚いている。殿堂入りは夢にも思っていなかった。この賞は、もっと頑張れという励ましの賞だと思っている。皆様に心より感謝し、大変名誉なことと受けとめて、今後ともレスリングの発展により一層尽力したい」と述べた。
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