第32回全日本大学女子サッカー選手権準々決勝が高円宮記念JFA夢フィールドほか各会場で12月28日、29日に行われ、山梨学院大は29日に関西第1代表の明治国際医療大学と対戦した。前半序盤は相手チームの前線からのプレスや素早い球際の寄せに苦しめられ、前半6分に失点を許す。その後も山学はボールを繋げない時間が続いたが、23分に左CKを獲得し、DF栃谷美羽(4年)のキックがそのままゴールへ吸い込まれ同点とすると、前半終了間際の45分には、GK大原もも(4年)のゴールキックを受けたFW伊藤琴音(1年)がセンターライン付近からドリブルで相手守備陣をかわし、冷静にボールをゴールマウスへ流し込み逆転に成功する。後半はスタートから山学が攻撃のギアを上げ、後半4分にDF栃谷の直接FKが相手GKに弾かれるも、こぼれ球をMF甲斐碧海(4年)が押し込み点差を広げる。31分には右サイドをドリブルで駆け上がったMF木許和心(3年)の折り返しにFW齊藤桃花(3年)が合わせ追加点を上げる。後半終了間際に再度相手にゴールを奪われるも、4対2で試合終了。山学は3年連続のベスト4に入り、年明け4日の準決勝進出を決めた。
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