VOL337 2004.9.18号
第57回秋季関東高校野球大会山梨県予選第3日
〜 山学附 巨摩に7対2 エース・浅川好投 〜 
 

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山梨県高校野球連盟は9月18日、小瀬、緑ヶ丘球場で第57回秋季関東高校野球大会山梨県予選を行った。2回戦5試合が行われ、小瀬球場第2試合の山梨学院大学附属高校 対 巨摩高校戦は、山梨学院附が投手・浅川英大(1年)の好投と野手の4回猛打などで7対2と、巨摩高校に勝ち第3回戦に進出した。山学附は一回裏一死後、2番・和田良平(2年)が左中間を破る三塁打で出塁。二死後、4番・大堀裕樹(2年)が中前適時打で先取点をあげた。3回裏一死後、2番・和田が中前安打で出塁し、二死一・二塁で5番・此川悠が左前適時打で2対0とした。2対1で迎えた4回裏、7番・小田切佑介(2年)が右中間を破る三塁打で出塁。8番投手・浅川英大(1年)が右中間を破る三塁適時打で3対1とした。続く主将9番・砂山怜央(2年)は、左前適時打で4対1、無死一・二塁で2番・和田の三塁への犠打の間に駄目押しとなる1点が入った。9回表、8回表から投手・浅川から代わった安積広信(2年)が、巨摩に7対2とされたが後続を抑え、3回戦に進出した。
浅川投手は「今日は前の試合(増穂商業戦)より、変化球が決まりストレートも走っていてよかった。立ち上がりの1・2・3回と先頭打者に気を付けて丁寧に行った。常に相手は自分より上だと思って厳しい所を、つくことを心掛けている。3回戦の甲府工業戦は左バッターに注意し、変化球を主体にストレートを低めに集めて戦いたい」と述べた。
田中信幸監督は「1年生の浅川投手が立ち上がり落ち着いて抑えたので、チームがリズムに乗れた。全部員が一丸となってきているのでチームは上向いている。次の甲府工業戦は、秋のシード地区大会でノーヒットノーランと完敗しているので、チャレンジ精神を出し総力戦で臨みたい」と語った。
山梨学院附は第3回戦を20日の午前14時に、緑ヶ丘球場で甲府工業高校と戦う。
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