パリ五輪の柔道女子70キロ級の予選が7月31日の17時(日本時間)に行われ、山梨学院大出身の新添左季選手が出場した。新添選手は初戦の2回戦でウズベキスタンの選手に一本勝ちするも、準々決勝でオランダの選手に敗れ、敗者復活戦にまわった。新添選手の銅メダル獲得を後押しするためのパブリックビューイング(PV)が開催され、敗者復活戦が開始される同31日の23時(日本時間)に合わせて、山学大柔道部女子の部員、監督・コーチらを中心に学生・教職員が約40名、山学大キャンパスセンター Seedsシアターに集まった。敗者復活戦1回戦で新添選手が登場すると、会場からは大きな歓声が上がった。PV会場が熱気に包まれる中、新添選手はスペインの選手と対戦するも、技を決めることができず延長選へ入る。延長戦でも決め手に欠き3回目の指導を受け反則負けとなった。PV会場では悔し涙を流す新添選手の姿を静かに見守り、8月3日に新添選手が出場する柔道混合団体戦でのメダル獲得に向けて大きな声援を送った。
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