山梨学院大学孔子学院では、地域の方たちへ広く中国文化への理解促進を図るための活動を展開しており、その中で年に一度、「孔子学院の日」に中国文化を発信する特別な文化イベントを開催している。2024年度は山梨学院大学孔子学院創立5周年記念イベントとして「敦煌仏画の世界展」が11月9日から11日の3日間、山梨学院大学孔子学院棟で開催された。このイベントには中国仏画美術の第一人者である湯黎健氏を招き、孔子学院棟1階特設展示会場に、湯氏が敦煌の仏画をモチーフとして描いた14点の作品が展示された。初日の9日には、開催に先立ちオープニングセレモニーが行われた。初めに山梨学院大学の青山貴子学長が挨拶し、引き続き作者の湯黎健氏が敦煌仏画への思いを語った。その後は太鼓やシンバル等の楽器の演奏をバックに、中国の伝統芸能である「獅子舞の演舞」が披露され、オープニングセレモニーを締め括った。仏画展には3日間で100名を超える来場者が集まり、作品展示を楽しんだ。また、会場には仏画模写を体験するコーナーが設けられ、子どもからご年配の方、山学大の留学生等幅広い世代が模写に挑戦した。
詳しくはこちら