VOL352 2004.10.09号
第26回女子全日本学生ホッケー選手権大会
〜山学大 延長 MF岩出のVゴールで決勝進出〜
2年ぶり4度目の決勝進出で初優勝を目指す
 

動画

日本ホッケー協会と日本学生ホッケー連盟は10月10日、山梨学院ホッケースタジアムで第26回女子全日本学生ホッケー選手権大会第3日目を行った。
山梨学院大学は、昨年度の覇者・天理大学と対戦し前・後半0対0で延長の末に破り、富士大学を破った立命館大学とともに決勝戦に駒を進めた。
山梨学院は台風22号が去った晴天の中、前半はコートを広く使った攻撃で攻め立てるが天理の好守に阻まれ得点できない。速いパス回しで攻める天理に対して、ディフェン陣が応酬し前半を0対0で終了した。後半に入ってから天理にペナルティーコーナーを続けて奪われるが、ディフェン陣がこれを死守し、一進一退の攻防で、後半も0対0とし延長戦(Vゴール方式)に持ち込んだ。
山梨学院は延長開始の55秒に、11番・MF功刀美希(3年)からのパスを、14番・MF岩出美幸(2年)がサークルトップからリバースシュートでVゴールを決めた。
MF岩出は「ゴールの瞬間、やってやったぞという感じだった。ただ、目の前に来たボールを集中して打った。決勝戦は、今日以上に良い試合をしたい」と述べた。
寺本祐治監督は「今日は簡単に勝てない相手なので、この展開は予想していた。選手は辛抱して集中力を維持できた。精神的に成長したと思う。明日は、今日の勝利に浮かれることなく、自分自身を確り持って、粘り強く戦いたい」と語った。
明日、山梨学院は2年ぶり14度目の決勝進出で、立命館大学と戦い初優勝を目指す。

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