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日本ホッケー協会と日本学生ホッケー連盟は10月11日、山梨学院ホッケースタジアムで第26回女子全日本学生ホッケー選手権大会最終日を行った。
山梨学院大学は4度目の決勝進出で、共に初優勝を狙う立命館大学と対戦し、1対1で延長戦に突入、Vゴール方式の延長戦でも0対0と決着がつかずに、ペナルティ・ストローク戦を行い1対3で敗れ、初優勝を逃し4度目の準優勝となった。
山梨学院は晴天の中、前半11分に立命館の6番・MF大杉侑希(1年)にペナルティーコーナーのリバウンドシュートを決められ0対1と先制された。
前半19分2番・MF飯村美香(1年)がペナルティーコーナーからの5番・MF高橋絵里香主将(4年)の球をタッチシュートして1対1とし、追撃体制で前半を終了した。
後半、コートを広く使った攻撃で攻め立てるが立命館の好守に阻まれ得点できない。攻める立命館に対してディフェン陣が応戦し、一進一退の攻防で後半を0対0で終了し、延長戦(Vゴール方式)に突入した。
延長戦に入っても、山梨学院は相手のゴールを再三脅かすものの、決定打が出ずにペナルティ・ストローク戦に縺れ込んだ。
山梨学院はペナルティ・ストローク戦で、立て続けに2人がゴールを割れずに0対2とされた。続く3番手が落ち着いてゴールを決めると、立命館が外し1対2とした。しかし、4番手がゴールを外し、相手にゴールを決められ1対3で敗れた。
高橋主将は「王座決定戦の決勝で敗れているので、今度こそと臨んだが残念。試合では押していたが、確実に決められなかった。個人個人の気持ちが、いま一歩出なかった」と述べた。
寺本祐治監督は「勝たなければ、いけないゲームだった。詰めが甘く得点に至らなかったが、チームは上昇中だけに試合では圧倒的に押していた。立命館には、6月の王座決定戦決勝では1対3で完敗したが、今大会の試合では優位に立てた。ただ、ペナルティ・ストローク戦で集中力が切れ負けたのが残念。しかし、チームの力は着実についている」と語った。
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