VOL362 2004.10.31号
平成16年度秋季関東学生ホッケーリーグ大会(決勝戦)
山梨学院大 創部4年目 初優勝・関東2冠ならず
〜 1対2 法政大学に敗れ 準優勝 〜
 

動画

関東学生ホッケー連盟は10月31日、神奈川県の慶應義塾大学日吉グランドで平成16年度秋季関東学生ホッケーリーグ大会の決勝戦を行った。
順位決定予選で、Aグループ2位の山梨学院大学はBグループ1位の東京農業大学を、Bグループ2位の法政大学はAグループ1位の明治大学を、共に破り優勝決定戦に進出してきた。
この試合で、山梨学院は初優勝を、法政は秋季21回・春季17回の通算38回目の優勝を賭けて臨んだ。
山梨学院は、前半の立ち上がりから法政のゴールを再三脅かすものの得点できずに、開始4分にカウンター攻撃で細かくパスを繋がれ1番MF・田山徳之(4年)のシュートで0対1とされた。その後も、攻撃はするものの決定打が出ずに前半を終了した。
後半、山梨学院は15分に、10番・大江望(3年)がペナルティーコーナーから「狙い通りにプッシュシュートが打てた」と言うように、会心のシュートで1対1とした。しかし、同点にした1分後の16分に法政の18番MF・木下雅登(1年)にペナルティーコーナーからのタッチシュートを決められ1対2と再びリードされた。
試合は山梨学院が1対2で法政に敗れ、創部4年目の初優勝を逃した。また、8月に第3回東日本学生ホッケー選手権大会を制し、1シーズンでの関東2冠の記録がかかっていたが達成できなかった。
安井得洋主将(4年)は「プレッシャーに負け、決める所で決められなかった。11月3日から全日本学生選手権大会があるので、気持ちを切り替えて今日の教訓を生かしたい」と述べた。
寺本祐治監督は「ここ一番の試合では、ボールのキープ率が高いだけでは勝てない。今日のうちは、相手の隙を突くことが出来なかった。相手のゲーム運びが1枚上だった。同点で安心し失点したのが大きかった。全日本学生選手権では隙をなくし、相手の隙を突いていきたい」と語った。

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