VOL365 2004.11.4号
第53回男子全日本学生ホッケー選手権大会第2日
山梨学院大が早稲田大に5対1で勝ち準々決勝に進出
〜 中里 昨日5得点 今日2得点 絶好調 〜
 

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日本ホッケー協会は11月4日、山梨学院ホッケースタジアムと白根高校第二グラウンドで第53回男子全日本学生ホッケー選手権大会第2日を行った。
2回戦8試合を行い、天理大学、山梨学院大学、富士大学、法政大学、立命館大学、武蔵大学、関西大学、東京農業大学が勝ち、準々決勝に進出した。
Aグループの山梨学院大学は、早稲田大学と対戦し5対1で勝った。山梨学院は、前半の21分にゴール前の混戦から早稲田大学の3番MF・来田裕史(2年) のフィールドゴールで先取点を奪われ0対1とされた。28分に5番MF・塩川一希(1年)のフィールドゴールで同点とし、33分に2番DF・藤巻毅史(2年)のペナルティー・コーナーからのハイプッシュシュートが決まり2対1と逆転し前半を終了した。
後半、山梨学院は19分に18番MF・中里純一(3年) プッシュシュートで3対1とした。中里は「自分の持ち味であるリズムに乗り前に出ることができた」と言うように23分、6番MF・佐藤雅和(3年)からのボールをヒットさせて、この日2得点となるゴールを奪い4対1とした。その直後の23分に主将の8番MF・安井得洋(4年)が追加得点し5対1と試合を決めた。
安井主将は「今日は立ち上がり、相手のリズムで攻められたが、1点リードしてからは余裕を持って楽しく試合が出来た。明日は天理戦、対戦するのが楽しみだ。この大会に過去2回出場しているが、天理大学とは練習試合も公式戦も初対戦となる。明日は、今までの練習してきたことを全て出したい。勝つことより楽しんで試合を行う、山学のホッケーを貫きたい。そうすれば、結果は自ずとついてくる」と述べた。
寺本祐治監督は「前半の立ち上がりは落ち着きすぎて守勢にまわり、主導権をとれずに先取点を奪われた。しかし、チームは慌てずに同点に追いつき逆転した。後半は相手にプレッシャーをかけて主導権を握り、うちのリズムで試合ができた。これで3年連続ベスト8。明日は、学生チャンピョンの天理大学に勝ってベスト4を狙い全日本に出場したい。天理は個々の選手のスピードが速いので、そのスピードに慣れない開始から5分、10分が勝負どころ。失点は少ないほど良いが2点が限度。兎に角、安井主将始め選手は、慌てることなく自身を持って、臆することなく全力で戦って欲しい」と語った。
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