VOL370 2004.11.10号
第6回YGUアルテア室内管弦楽団演奏会
〜 互いに響きあう楽器の音色に聞き入る 〜
 

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山梨学院大学、山梨学院ミュージックアカデミーは11月10日、同大学のメモリアルホールで「第6回YGUアルテア室内管弦楽団演奏会」を行った。山梨学院は地域交流の文化事業として、1999年秋にヴァイオリニスト三浦章広氏を中心にプロの演奏家によるYGUアルテア室内管弦楽団を結成した。YGUアルテア室内管弦楽団の、音楽監督・指揮は白河和治氏(山梨学院短期大学教授)、コンサートマスターは三浦章広氏(東フィル・コンサートマスター)、ピアノ演奏は東誠三氏(山梨学院ミュージックアカデミー講師)となっている。また、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、オーボエ、フルート、ファゴット、トランペット、ホルン、ティンパニーはN響や東フィルなどのプロ演奏家で構成している。今回の演奏会では、モーツァルトがウィーンで作曲した2曲目のイタリア語オペラ「歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲」、チャイコフスキーが「スペイン交響曲」を聴き深い感銘を受けたことが動機となって書き上げた「『ヴァイオリン協奏曲』ニ長調作品35」、ベートーベンが1809年に書かれた「ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73『皇帝』」などを、メンバー39名が演奏した。会場を埋めた約500名の来場者は、互いに響き合う楽器の音色に聞き入っていた。
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