山梨学院大学陸上競技部は12月10日早朝、甲府市内の緑ヶ丘体育館前で箱根駅伝エントリー選手16名の発表を行った。前回は総合2位から総合12位でシード権を失い8年ぶりの予選会からの出場。
予選会は10月16日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地スタートの昭和記念公園ゴール(20km)で36校415名の選手が出場し行われ、モカンバや執念のラストスパートをみせた森本などの走りで予選を5位で通過した。
この日は、上田誠仁監督、飯島理彰コーチが見守るなか、渡邉輝(4年)主務から箱根駅伝エントリー選手が一人一人読み上げられた。エントリー選手は、主将・川原誉志文(4年・鎮西学院)、片貝勝浩(4年・東京農大第二)
、木村翔(4年・和歌山工業)、後藤順(4年・報徳学園)、矢崎登久(4年・山梨学院大附属)、吉田剛志(4年・常葉学園菊川)、オンベチェ・モカンバ(4年・キヨミテ)、前岡優(3年・西条農業)、向井良人(3年・鹿児島商業)、森本直人(3年・報徳学園)、飯上幸哉
(2年・智辯学園)、 大越直哉(2年・高田)、金子峻輔(2年・作新学院)、小山祐太(2年・佐久長聖)、徳田哲志(2年・鹿児島実業)、山本安志(1年・福岡大学附属大濠)の16名。エントリー選手は「校名に恥じないように頑張りたい」「チーム一丸となって頑張りたい」など、それぞれの決意を述べた。
上田監督は「エントリー選手は、こつこつ練習を行っていた選手が結果的に選出された。その結果、むらがない布陣となった。爆発力はないが、極めて安定したチーム。粘りのある走りで、チャンスがあれば抜け出たい」と語った。
上田監督から川原主将にプルシアンブルーの襷が手渡され、陸上競技部全員(84名)で円陣を組み箱根での健闘を誓った。
今回で19回連続出場となる山梨学院大学は、総合優勝3回、総合準優勝3回という成績を残している。箱根駅伝は1月2日・3日の両日、東京・大手町と箱根・芦ノ湖の往復216.4kmを襷で繋ぐ。
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