山梨学院大学陸上競技部は12月16日、甲府市・緑ヶ丘陸上競技場でマスコミへの公開練習を行った。箱根駅伝エントリー選手16名と上田誠仁監督、飯島理彰コーチらが、読売新聞社、日本テレビ放送網、スポーツ報知、山梨日日新聞社などによる報道18社39名の取材を受けた。
本大会は1月2日・3日、10区間全長217.9キロメートルを20チームが参加して行われる。
山梨学院大は、今回で19年連続19回目の出場となる。過去の戦績は、総合優勝3回(第68回、第70回、第71回)、総合準優勝4回(第67回、第69回、第73回、第79回)という結果を残している。第79回は5区・森本直人は1年ながら堅実な走りをみせ追い上げてくる駒澤を振り切り、箱根芦ノ湖のゴールテープを切り9年ぶり3回目の往路優勝を成し遂げ、復路3位、総合2位と復調の兆しを見せた。しかし、前回の第80回大会は、往路11位、復路15位、総合12位と8年ぶりの予選会出場となった。
この日のトラック練習では、主将・川原誉志文(4年・鎮西学院)、片貝勝浩(4年・東京農大第二) 、木村翔(4年・和歌山工業)、後藤順(4年・報徳学園)、矢崎登久(4年・山梨学院大附属)、吉田剛志(4年・常葉学園菊川)、オンベチェ・モカンバ(4年・キヨミテ)、前岡優(3年・西条農業)、向井良人(3年・鹿児島商業)、森本直人(3年・報徳学園)、飯上幸哉
(2年・智辯学園)、 大越直哉(2年・高田)、金子峻輔(2年・作新学院)、小山祐太(2年・佐久長聖)、徳田哲志(2年・鹿児島実業)、山本安志(1年・福岡大学附属大濠)
が本番に向け堅実な走りを披露していた。
上田誠仁監督は「飯島理彰コーチや川原主将や部員とともに、この1年『求めよ』、『挑め』、『はい上がれ』をテーマに、チームを強化・育成・サテライトの三段階で指導し選手の底上げをはかった。誰でもが、努力して結果を出せるようにチーム改革に臨んだ。その結果、箱根駅伝予選会では箱根駅伝経験者の主将や副主将の登録はなくても、無名の選手が果敢にチャレンジし本戦への出場を果たした。また、全日本駅伝でも部が一丸となって4位と結果が出せた。チームは着実に底上げされている。このチームは、爆発力はないが極めて安定している。粘りのある走りで、チャンスがあれば抜け出したい」と語った。
29日に選手は16名から14名に絞られ、渡邉輝主務が関東学生陸上競技連盟事務局にエントリー用紙を提出する。
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山梨学院大学エントリーメンバー
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