山梨学院大学法科大学院(小野寺規夫研究科長)は2月2日、同法科大学院棟で山梨学院大学法科大学院法律事務所の開所式を行った。開所式で小野寺研究科長は「望んでいた法律事務所が小島寿美江弁護士を迎え、やっと開設いたしました」と挨拶。来賓の甲府地方裁判所所長 飯村敏明氏は「山梨学院大学法科大学院は、地域密着型の法曹や中国などのアジア地域で活躍できる法曹を育てる個性を持っている。法律事務所開所で、自覚・心掛け・工夫を施し、学生・大学院・地域社会のそれぞれの目から見て、将来価値あるものに育ってもらいたい」と挨拶。また、山梨県弁護士会会長 水上浩一氏は「この法律事務所が、地域に密着したコアとして機能して行くことを期待している。そのためには協力は惜しまない。学生には、この法律事務所を希望の実現に生かしてもらいたい」と挨拶した。この後、来賓の飯村甲府地方裁判所所長、水上山梨県弁護士会会長、山梨学院大学代表の古屋忠彦学長、学生代表の御山隆治さん(法学既修者1年)、法律事務所代表の小島寿美江所長により、オープニング・テープカットが行われ、山梨学院大学法科大学院法律事務所が開所された。
法学既修者の御山さんは「家事相談や親族相談が多くなると思うが、実務修習が身近なところで行えるので嬉しい。また、法曹へのモチベーションにもなる」と述べた。小島所長は「地域の方々に役立つ無料法律相談所であり、学生には弁護士に付いて弁護士業務の実際の経験を積んでもらい、将来は地域の方々の役に立つ弁護士になってもらいたい」と語った。
なお、第1回目の無料法律相談は2月26日(土)午後1時30分から、山梨学院大学法科大学院棟1階の法律事務所法律相談センターで行う。問い合わせは、法律事務所電話
055-224-1940。
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