山梨県ソフトボール協会は6月8日、第60回全日本総合女子ソフトボール選手権大会山梨県予選会を甲州市塩山高校グランドで行った。大会には大学チームの山梨学院大学と都留文科大学、クラブチームのFirst One 山梨の3チームが出場した。1回戦は山梨学院と都留文大が第1回山梨県大学女子大会を兼ねて対戦した。山梨学院大学女子ソフトボール部(愛称、RED SWANS)は、強化育成クラブとして今春誕生した新星クラブ、全国から結集した21人の部員は全員が1年生、指揮を執るのは、昨年世界ジュニア準優勝の全日本女子U−19日本代表コーチを務めた、清水正監督。試合は山学大が1回表に打者二巡の猛攻で16点を奪うなど一方的な展開となり、24対1(5回コールド)で都留文大を圧倒した。続いて行われた決勝戦は山学大と日本リーグなどで活躍した選手で構成する山梨No1のクラブチームFirst One 山梨とが対決、息詰まる熱戦が展開された。試合を決めたのは6回表に代打で登場した伊藤亜美(千葉英和高)アウトコース高めを会心の一振りでレフトフェンスを越えるホームラン、3対1としてベンチ前に飛び出した全員とハイタッチで喜び合った。先発した森藤真以は、大学の使用球に悩んできたが、この日は内外角一杯を突くストレートに時折チェンジアップを混ぜる配球で完投、一歩成長してチームの勝利に貢献した。
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