第54回春季関東高校野球大会 2日目(2回戦)
〜 山学附 延長10回 3対2粘りの勝利 〜

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関東地区高等学校野球連盟は5月20日、伊勢崎市民球場 (群馬県)で第54回春季関東高校野球大会2日目(2回戦)を行った。山梨学院大学附属 対 宇都宮工 戦は、山学大附が延長10回3対2で、逆転勝ちした。 宇都宮工は、2回裏の一死後、投手・斉藤から6番・佐藤が右中間を破る三塁打を放ち出塁し、続く7番・三品のスクイズで先取点を奪った。 1点リードされた山学附は、7回表5番・明石が中前安打で出塁し、6番・斉藤の犠打で一死2塁とし、7番・鈴木の遊撃ゴロの間に明石は3塁へ進塁した。その二死後、8番・徳良に代打・西村を送った。西村は右中間へ同点二塁適時打を放ちベンチの期待に応えた。 山学附は7回の裏二死後、ここまで好投していた斉藤が1番・神山に右二塁打、2番・磯に右前安打と連打され1・3塁とピンチを招いたが、斉藤に代わったエース・西村が3番・大森を投手ゴロに打ち取り急場を凌いだ。 8回表の山学附は、一死後2番・松本が右前安打で出塁。3番・沢田が左中間を破る適時打を放ち2対1と逆転。続く4番・進藤が、スクイズを試みたが捕手飛で、ダブルプレーとなり追加点を逸した。 1点を追う、宇都宮工は9回裏、この回の先頭打者8番・人見が、ワンボールから西村に代わって、サードから再びマウンドに上がった斉藤から四球を選び出塁。代打・膳の犠打で人見は2塁に、さらに1番・神山の右飛で3塁に進塁した。3番・磯が死球で1・3塁とし、3番・大森が右前安打で人見が本塁を陥れ2対2の同点とした。 同点にされた山学附は10回表、9番・内村の四球、1番・佐野の犠打、2番・松本のセーフティーバンドで1・3塁とした。続く3番・沢田の投手ゴロで、3塁走者・内村が飛び出し3塁・本塁間でタッチアウト。二死後、4番・進藤の初球を相手捕手がパスボール。3塁から松本が本塁を踏み再び3対2と再逆転し試合を決めた。 試合終了後、鈴木監督は「スクイズ失敗で苦しんだが、全員の粘りで勝てた。西村が風邪を引き、斉藤が先発した。斉藤も西村も良く投げた。明日も選手ともども頑張ります」と記者団に応えていた。
     

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