VOL1007 2010.1.21号
山梨学院小ウインター・プロジェクト
〜全国でも珍しい学年の壁を取り払った授業始まる〜
〜自ら選んだ学会で自ら学び、博士になろう〜

こどもたちの“自律性”“創造性”“生きる力”を3本柱に、独創的な教育実践に取り組んでいる山梨学院小学校で、ウインター・プロジェクト「博士ゲーム」授業が1月20日から29日の日程で始まった。期間中の8日間は、学年の壁を取り払い、四つの学会([言葉学会][数(かず)学会][社会学会][自然学会])の中から、子供自身が興味のある学会を選び、取り組んでみたい講座について、自律的に学ぶ特別カリキュラム。教師は期間中、極力アドバイザーに徹する。このプロジェクトの狙いは、教えられるのではなく、子供が自分の力で学び、失敗の中から生きる力を育もうという試み。課題を克服すると、難易度ごとに1級〜3級の博士号シールを取得できる。自律的な学習の場を提供するこの試みは、3年前から冬のプロジェクトとして実施されている山梨学院小独自の教育プログラム。学年の壁を取り払って行われる試みは全国的にも珍しく、在校生が1年生から6年生まで一貫された今年度の教育成果が大いに注目される。
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