VOL1036 2010.4.25号
関甲新学生野球2010春季リーグ戦1部(第4節2戦目)
山梨学院 白鴎に5対6 女房役・本多先制HR実らず
堅守で粘投・高梨 悪夢8回・佐藤の自滅逆転5失点


関甲新学生野球2010春季リーグ戦1部(第4節2戦目)は4月25日、群馬県の上武大学野球場で2試合が行われた。第1試合は暫定1位の山梨学院大学と前年優勝校の白鴎大学(暫定3位)の第2戦目が行われた。このカード後がなくなった山梨学院は、攻撃陣が奮起して、3回表には8番・本多公康(4年・育英)が直球を捕らえ均衡を破る先制の右越え本塁打で1対0とした。さらに、二塁に走者をおき3番・折居祐(3年・甲府工業)が渋とく右前に運び2対0。4回表には、三塁走者を8番・本多が右前安打で還し3対0とした。5回表は2番・飯島亮(3年・山梨学院)の二塁打。3番・折居の単打で一三塁とし、相手捕手が後逸する間に飯島が生還し4対0とした。投げては、1年生右腕・高梨裕稔( 土気)が「調子は良くなかった」と、6回裏に二死満塁の大ピンチ。高梨はホームランで逆転という場面で、8番打者に怯むことなく、MAX141キロと果敢に立ち向かい、フォークで空振りの三振を奪い窮地を脱した。7回裏、疲れの見える高梨に代えて、エース右腕・佐藤嘉鉱(4年・清水商業)。佐藤は、9番を三振、1番を内野飛、2番を内野ゴロと三者凡退で切って取りエースの貫禄を見せつけた。しかし、8回表一死から、4番四球、5番死球、続く6番を投手ゴロに仕留めたが、2塁への送球がやや低く、これが悪送球となり一死満塁とされた。続く、7番へ四球を与え押し出しで4対2。迎えた8番の代打に右中間を破られる走者一掃の三塁打を浴びる自滅で4対5と逆転され、結果4対6で負け、暫定 2位に後退した。山梨学院は次回、常磐大学と小山市運動公園野球場(栃木県)で5月8日12時30分から第6節第1戦を行う。
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