VOL1091 2010.7.21号
■第92回全国高等学校野球選手権山梨大会(第11日)
■山梨学院ベスト8 5対6 サヨナラ負け
■無心 松浦主将、渾身の三塁打 歓喜の同点生還も届かず 

第92回全国高等学校野球選手権山梨大会(第11日)は21日、小瀬球場で準々決勝2試合を行った。第2試合は連覇を目指す山梨学院と波に乗る日大明誠の試合が行われた。山梨学院は、先発にエース右腕・中村太星(2年・山梨都留シ)で臨んだ。2番・鈴木悠介(3年・青葉緑東シ)、3番・山田凌(3年・八王子シ)の左前安打で一二塁。5番・田口蒔人(2年・青葉緑東シ)の遊ゴロが敵失を誘い先制点をあげると、6番・青山祐己(3年・浦安シ)が泳ぎながらもしぶとく右前適時打し2対0とする。しかし、その裏にエース・中村は、1番打者に1-1から右越え本塁打され2対1。一死後、3番打者、4番打者に右前安打され、6番打者に右前適時打され2対2とされた。山梨学院は、2回表 にエース・中村の前安打、1番主将・松浦航平(3年・青葉緑東シ)の左越え二塁打で二三塁としてワイルドピッチを誘い3対2と再びリード。3回表にも5番・田口の左越え適時二塁打で4対2と点差を広げたが、3回裏、4回裏と得点され同点に、そして8回裏には4対5と逆転を許した。9回表、1番主将・松浦の無心で振り抜いた打球は右越え三塁打となり、3番・山田の中儀飛で同点の歓喜の生還をしたが、その裏にサヨナラ打を浴び一歩届かず、山梨学院の連覇の夢はベスト8で消え失せた。
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