VOL1167 2010.12.15号
●柔道グランドスラム東京2010
〜最重量級山部佳苗世界一の杉本美香に勝利3位〜
〜加賀谷・連も3位、浅見八瑠奈は疲労から敗退〜

柔道グランドスラム東京2010が、12月11日から3日間にわたり東京・千駄ヶ谷の東京体育館で開催された。約50の国と地域から五輪、世界選手権のメダリストら約400名が結集した。世界トップクラスが集う大会に、山学大から世界選手権優勝の48s級浅見八瑠奈と52s級加賀谷千保、70s級谷口亜 弥、78s超級山部佳苗、それに57s級の連 珍羚が台湾代表として出場した。このうち、最重量級の山部佳苗が、世界選手権2階級制覇・アジア大会金メダルの日本のエース杉本美香を準々決勝で破る金星を挙げた。準決勝でキューバの選手に敗れ3位に終わったが、オリンピック日本代表候補の階段を上り始めた。加賀谷千保と連 珍羚も同じく3位となった。優勝が期待された浅見八瑠奈は、準々決勝で帝京大の近藤香に敗れ世界選手権・講道館杯との三冠はならなかった。主将の谷口亜弥は優位に試合を進めていた2回戦で逆転負けを喫し、上位進出はならなかった。
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