「天皇杯」平成22年度全日本レスリング選手権大会が12月21日〜23日の3日間、東京・国立代々木競技場第2体育館で開催された。レスリング日本一を決める大会に、山梨学院大勢から現役5人、OB3人の精鋭が出場した。このうち、グレコローマンスタイル96s級に出場した有薗拓真は、準決勝で大学の先 輩山本雄資(警視庁)を破る金星を挙げ、技を教わった山本に恩を返す準優勝を果たした。また、今春大学を卒業したグレコ60s級倉本一真(自衛隊)が激戦を勝ち抜き、決勝で連覇を狙う世界選手権2位の強豪、松本隆太郎(群馬ヤクルト)と対戦した。第2ピリオド終了間際にバック投げで松本を豪快に投げ飛ばし、初優勝まであと一歩と迫ったが、第3ピリオドを取られ惜敗、最強の敵松本に肉薄する準優勝となった。インカレ優勝のグレコ55s級梶雅晴(3年)は、4連覇を達成させた王者長谷川恒平(福一漁業)に準々決勝で敗れ、表彰台にあと一歩届かなかった。
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