第89回全国高校サッカー選手権大会は1月3日、ベスト16による3回戦8試合が行なわれた。前日の初戦で長崎代表の名門国見高を3−1で下した前年度優勝校山梨学院高は、千葉市フクダ電子アリーナで東京B代表の駒澤大高と対戦した。バックスタンドの山学応援席は、バス23台を連ねて再び甲府から駆けつけた前日を上回る約1200人の大応援団がスタンドを青に染めた。そして、山学イレブンは今選手権初のプルシアンブルー、青き戦士として再登場した。対する駒澤大高は上赤・下黒のユニホーム、駒澤応援席は赤に染まった。試合は開始から一進一退が続いたが、前半30分、FKキッカーに起用された2年生の荒木克仁が、大緊張する大舞台で、公式戦初ゴールとなる見事な直撃弾を左足で決めた。青き戦士たちは、この1点を全員で守り切り、ベスト8に進出した。5日に千葉代表・流通経済大柏高と"2年連続の国立"を賭けて対決する。
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