第89回全国高校サッカー選手権大会は1月5日、準々決勝4試合が行なわれた。初戦で長崎代表の名門国見高、3回戦で東京B代表の駒澤大高を下し、昨年同様の快進撃でベスト8に名乗りを上げた山梨学院高は、千葉市フクダ電子アリーナで千葉代表流通経済大柏高と対戦した。試合は、前半27分にエースストラ イカーFW加部未蘭が放った弾丸シュートがゴールネットを揺らし、山梨学院が先制した。しかし、その直後にDFクリアボールが流経大柏選手の顔に当たってゴールするという不運に見舞われ同点に追いつかれた。一進一退のままPK戦突入かと思われた後半33分、セットプレーから一瞬の隙を衝かれ流経に逆転シュートを許し 1−2で敗退した。山学イレブンは、自分たちのサッカーを1年間模索して作り上げ、その集大成といえる最高のプレーをしながら勝負に敗れた。あと一歩に迫った"2年連続国立"の夢実現はならなかった。
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