酒折連歌賞実行委員会(川手千興実行委員長)は1月31日、第十二回酒折連歌賞の大賞(文部科学大臣賞)・山梨県知事賞・山梨県教育委員会教育長賞・甲府市長賞・アルテア賞最優秀などの受賞作100選を発表した。大賞(文部科学大臣賞)は、神奈川県相模原市在住の谷口ありささん(35歳)の作品「からだじゅう からっぽにして 走り出してる」に輝いた。広瀬直人選考委員は「問いの片歌は、陸上競技走り高跳びの最後の跳躍という場面を想定した発想だろうが、そんな理屈からいっさい離れて、具体的な言葉で表したところに選手の決意が見えてくる」と選評した。今年度の大会応募句数は32,589句、昨年を若干下回ったものの、8年連続して3万句を超える多数の応募句が寄せられた。大賞からアルテア賞最優秀までの上位5作品は、15歳の中学3年生2人を含む女性が独占した。受賞者の表彰式は2月22日に山梨学院広報スタジオで行われる。
詳しくはこちら
|