VOL1230 2011.5.21号
競泳ジャパンオープン2011 2日目
〜加藤 和が大震災ショックから立ち直り3位表彰台〜
〜主将の前原優理が大激戦100m自由形で5位入賞〜

競泳ジャパンオープン2011「長水路」が、会場を大震災の被害を受けた東京辰巳国際水泳場から大阪府立門真スポーツセンターなみはやドームに移し、東日本大震災復興支援チャリティー大会として、5月20日から3日間の日程で開幕した。ユニバーシアード大会と世界ジュニア選手権代表選考会を兼ねた大会に 、山梨学院から高校生3人を含む男女20人が出場している。世界選手権代表の鈴木聡美と、体調不良の萩原智子は欠場した。初日は、決勝進出者を出せなかったが、2日目の山学勢は奮起した。大震災の被災地福島出身で、4月の日本選手権では水泳に集中できなかった加藤 和が、ショックから立ち直り400m個人メドレーで 3位の表彰台に上った。また、チームの主将となった前原優理が、100m自由形決勝で4人の日本代表と対等に渡り合い、大激戦を演じて惜しくも5位となった。この他、山岸奈央が100m自由形B決勝で2位となり、全体の10位となった。
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