VOL1257 2011.7.21号
第93回全国高等学校野球選手権山梨大会(第10日)
〜山梨学院 春の覇者・東海大甲府に9回裏サヨナラ勝ち〜
〜4番・小林 場外2ラン 大会タイ記録の3試合連続HR〜

第93回全国高等学校野球選手権山梨大会(第10日)は21日、小瀬球場で準々決勝4試合を行った。第1試合は2年ぶり5回目の甲子園を目指す山梨学院と春の覇者で7年ぶり11回目の甲子園を目指す東海大甲府戦が行われた。激闘の末、山梨学院が9回裏5対4のサヨナラで東海を振り切り準決勝に駒を進めた。後攻の山学は、エース左腕・廣瀬直紀(2年・富士河口湖シ)が7回を3安打無四死球5三振と猛攻打線を封じ込める好投。攻めては、3回裏に主砲4番・小林義弘(2年・千葉市シ)の右芝席の場外に出る2ラン[ 大会記録タイとなる3試合連続本塁打 ]などで4対0とリード。8回裏エース左腕・廣瀬は、プロ注目の高橋周平を満塁で打席に迎え真っ向勝負し、右越えフェンス直撃の3点適時打を打たれ4対4の同点とされた。山学は9回裏、7番・加藤久也(2年・千葉市シ)の安打と犠打で一死二塁とし、9番・青戸角太郎(青葉緑東シ)の右前打で、二塁から加藤が一気に生還し、東海に5対4のサヨナラ勝ちを収めた。準決勝進出を決めた山学は23日、小瀬球場の第1試合(9時00分)で決勝進出を賭けて甲府南高校と戦う。
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