VOL1275 2011.8.7号
第93回全国高等学校野球選手権大会(2日目)
〜山梨学院1対8 悪夢3回6安打に2失策〜
〜再々の好機逸するも 坂上の執念の適時打〜

第93回全国高等学校野球選手権大会(2日目)は7日、阪神甲子園球場で一回戦4試合を行った。第4試合は2年ぶり5回目の出場となる山梨県代表の山梨学院と5年ぶり7度目の出場となる滋賀県代表の八幡商との対戦が行われた。山梨学院が3回表に6安打2失策を許すなどして、1対8で八幡商に破れ一回戦で姿を消した。後攻の山学は、エース左腕・廣瀬直紀(2年・富士河口湖シ)が先発。3回表、内野安打と失策で先制点を奪われると、投手と捕手の間に落ちる不運な内野安打で一死満塁とされリズムを崩し3番打者に左越えに満塁本塁打され0対5、さらに1点を追加される悪夢のような展開で瞬く間に0対6とされた。4回裏の攻撃、二死後に3番・小林義弘(2年・千葉市シ)が中前安打で出塁。4番主将・田口蒔人(3年・青葉緑東シ)も中前安打し二死一二塁。6番・坂上泰斗(2年・静岡裾野シ)の2ー1からの3球目が暴投を誘い二死二三塁。坂上が5球目を執念で弾きかえす内野適時打で1対6とした。5回裏、一死満塁で3番・丸山陵司(3年・調布シ)のジャストミートした球が二塁手のグローブに吸い込まれ、飛び出していた二塁ランナーもアウトになり絶好の好機を逸した。6回表に2点追加で1対8とされると、8回裏に代打・長谷川舜(3年・宮城シ)、9回表にリリーフの右腕・湯浅将弘(千葉市シ)、9回裏に代打・大崎陽平(3年・浦安シ)を注ぎ込むもゲームセットとなり、山梨学院の夏が終わった。
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