VOL1313 2011.10.20号
全日本大学グレコローマン選手権
〜山学勢は有薗拓真(96s級)が貫禄の初優勝〜
〜階級上げた金澤勝利(120s級)堂々初優勝〜

平成23年度全日本大学グレコローマン選手権大会が、10月19・20日の両日、東京・駒沢体育館で行われ、山梨学院大勢2人が揃って初優勝した。大会は最軽量級の55sから最重量級の120sまでの7階級の各大学代表対抗戦、山学大は、初日の軽・中量級4階級は振るわなかったが、2日目の重量級3階級で大いに健闘した。96s級の有薗拓真は、日本代表決定プレーオフで勝ち抜き、9月の世界選手権(トルコ)に出場した。学生の大会で負けるわけには行かない立場になり、逆プレッシャーから苦戦したが、インカレ(有薗は不出場)1位・2位の2人を倒し貫録の初優勝をとげた。金澤勝利は試合のたびに10s減量していた96s級から1階級上げて最重量級の120s級で戦った 。決勝の相手は、高校5冠王で4月の全日本選抜選手権優勝のスーパールーキー早大1年の前川勝利、今月初めの国体で敗れた相手だったが、渾身の力でローリングを奪い堂々この大会初優勝をはたした。個人戦の順位をポイント化して争う学校対抗は、1位日体大、2位拓大、3位早大、4位山学大、5位青学大となった。
詳しくはこちら