VOL1321 2011.10.31号
横浜市長杯争奪 第7回関東地区大学野球選手権大会
〜山梨学院大学 初陣飾る 鶴見に6対2〜
〜田中の走者一掃の三塁打など11安打の猛攻〜

第7回関東地区大学野球選手権大会は10月31日、横浜スタジアムで5野球連盟から1位2位の10チームが参加し、明治神宮野球大会出場権2枠を奪取する4日間の熱戦がスタートした。初出場対決となった第2試合(一回戦)の山梨学院大学(関甲新学生連盟2位)と鶴見大学(神奈川大学連盟2位)戦は山梨学院が6対2で勝った。山梨学院はアンダースローのエース右腕・加藤正志から3回表に、二塁への盗塁失敗後の二死から2番・高田千暉(2年・木更津総合)が左前安打で出塁すると、すかさず盗塁を決め二死二塁とした。続く3番・古川裕剛(4年・八王子実践)が2ー2からの「外低めのスライダー」を狙いすまし中前に弾き返し、高田を生還させ先制点を奪った。6回表には、二死満塁 から8番・田中貴也(1年・八重山商工)が1ー1からの「インコース真ん中低めのストレート」を捉え走者一掃の中越え三塁打するなどの猛攻で5対0とした。山学は7回表にも1点を追加し6対0とした。投げてはリーグ最多勝投手のエース右腕・高梨裕稔(2年・土気)が相手打線を8回、5三振、5安打、2失点(自責点1)と抑えると、9回には右腕・村山龍一(4年・銚子西)がリリーフして無失点で初陣を飾った。山学は明日、第3試合(14時・横浜スタジアム)で千葉県大学野球連盟1位の城西国際大学(初出場)と準々決勝で対戦する。
詳しくはこちら