VOL1326 2011.11.5号
全国高校サッカー選手権県大会 決勝
〜山梨学院高が激闘を制し3年連続全国出場〜
〜終了直前萱沼優聖が夢を叶える優勝ヘッド〜

平成23年度第90回全国高校サッカー選手権山梨県大会は11月5日、甲府・小瀬スポーツ公園山梨中銀スタジアムで決勝戦が行なわれた。3年連続3度目の優勝をめざす第1シードの山梨学院高と、5年ぶり8度目の優勝を狙う第2シードの帝京三高が頂上対決した。試合は、前半22分に帝京三が板垣将史のシュートで先制、その4分後に山梨学院が柳沢駿静の同点ゴールで追いつく展開となった。山学は前半押し気味に試合を進めたが、エース白崎凌兵の体調が万全でなく、決定的シュートを外すなど、なかなか得点を奪えなかった。後半は一進一退の攻防が続いたが、試合終了1分前に山口聖矢が右サイドを駆け上がりセンターリング、これを萱沼優聖がきれいにヘッドで合わせ、ゴールネットに突き 刺した。その直後に、タイムアップ、劇的な幕切れで創部わずか6年の山梨学院高が3年連続3度目の"選手権"出場を決めた。試合を見守っていたJリーガ−加部未蘭選手は「俺たちを超えろ」と後輩たちにエールを送った。
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