VOL1328 2011.11.12号
講道館杯全日本体重別選手権 1日目
〜山部佳苗(78s超級)2連覇ならず準優勝〜
〜田知本愛を圧倒しながら残り1分逆転負け〜

平成23年度講道館杯全日本体重別選手権大会が11月12日、千葉市の千葉ポートアリーナで開幕した。男女7階級の柔道日本一を決める2日間の大会。初日は、女子は70s級・78s級・78s超級の3階級、男子は81s級・90s級・100s級・100s超級の4階級で"日本チャンピオン"の座が争われた。山学勢は女子6人、男子2人が登場した。このうち、昨年度の女子78s超級チャンピオンの山部佳苗が今年も大健闘した。3連勝で決勝に勝ち進み、世界ランキング1位の強敵田知本愛と対決した。そして、一歩も引かなかった。開始早々に、場外際で払い腰を鮮やかに決めて優勝かと思われたが、ビデオ判定で場外と判定された。その後も積極果敢に攻め続けて田知本を圧倒した 。開始1分15秒に指導1、2分25秒に指導2を奪い大きくリードした。しかし、残り1分05秒に逆転の払い腰を許し1本負け、惜しくも2連覇ならず、準優勝の表彰台に上った。その他の山学勢は、女子70s級の馬場奈津美と78s超級の井上愛美、男子100s超級の増田哲也がベスト8に入った。
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